2023年8月17日木曜日
夏休みのぬいぐるみ作りまとめ
ふと、実家で飼っていたねこのぎんちゃんのぬいぐるみを作りたい…!と思いつきました。
今までに2枚の布をはぎ合わせた平面的なぬいぐるみは作ったことがありますが、もっと立体的なものが作りたくて、でもどうやって型紙を作ったらいいのかさっぱり分からない。
ネットで調べたところ、まず粘土で作りたいものを造形し、そこにテープなどを巻き付け、印を付けたものを展開し…と難易度が高そうでびっくり。最初の粘土の段階で挫折しそうです…。
そこで、粘土ではなく3Dソフトでモデルを作り、そこからなんとか型紙が作れないかな?と思い、夫(3Dグラフィッカー)に相談したところ「できるかも、やってみる」とのこと。
検索したら実際にそういう方法でぬいぐるみの型紙を作っている人もいるようです。やった!
残りの夏休み4日間はぎんちゃんのぬいぐるみ作りに捧げます。
1日目:
私が手描きで描いた3面図を元に、夫が3Dソフトでモデルを作る。
3面図と言ってもフリーハンドで描いたものなので正確ではありません。
それでもうまいことソフトに取り込んで3Dモデルを作ってくれました。
さらに画面を見ながら私の希望を取り入れつつ、モデルを微調整。
2日目:
昨日作った3DモデルをUV展開する。(意味は分からないけど夫がそう言っていた)
その展開した画像をPhotoshopに取り込んで縫い代付けなどの加工。
印刷して遂に型紙の出来上がり。
果たしてこの型紙でちゃんとぬいぐるみができるのか…?
3Dソフト上では上手くいっても実際はどうなることやら、なんだか不安なので早速試作品を作ってみる。
ここからは私の作業。
想像していた以上に型紙がちゃんと型紙として機能していて感動。
感動の内に2日目の作業を終える。
3日目:
プロトタイプを見ながらさらに型紙の調整をする。
綿を詰めるので、凹ませたいところは少し強めに凹ませておいた方が良さそう。
改良した型紙を元に、いよいよ本番のぎんちゃん作り。
しかし、縫い進める内にある不安がよぎってくる。
「これ、ぎんちゃんにならないのでは…?」
ぬいぐるみっぽいふさふさの布で縫い始めていたものの、どうもそのふさふさがふさふさすぎる。
ぎんちゃんは短毛種のねこですが、私が縫っているのはどう考えても長毛種のねこ。
しかしもうずいぶん縫ってしまったし、別な布を買いに行こうにも台風で手芸屋さんもお休み。仕方ない。
ふさふさの布はとても縫いにくくて、その経験で結果的に縫う技術が少し上がった。
4日目:
朝一番で手芸店に駆け込み、ぎんちゃんっぽい布を入手。
縫うのにも慣れてきて、とても楽しい。
またぎんちゃんに会えたようでとても嬉しい。
いつもは制作物のほとんどが画面上で完結する夫も、このようなアウトプットが新鮮だったようでとても喜んでくれた。
あと、この合宿のような数日間に夫が作ってくれたごはん、とても美味しかった。